マイホーム購入ガイド

LINE登録者数10,000名突破。 実際に持ち家の仲介業務をしているのでブログで現場のリアルな情報をお届けしています。 東京都知事から認可を受け正式に宅建業免許を取得しています。 <免許番号>東京都知事認可(1)第104151

【徹底解説】住宅ローンのフルローン化

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「欲しい住宅物件が見つかったのだけど、肝心の頭金や諸費用を賄う所持金があまりなくって頭金を含めたフルローンって、可能なのかしら…? 」

頭金などの手持ち金がない場合でも、条件さえ整えば住宅購入は可能です。ただ、その場合のメリット・デメリットはしっかり把握したうえで、慎重に購入に向けた検討をしてみてください。

この記事はFlatwork株式会社が監修しております。(リビングキャンプ運営)

東京都知事から認可を受け正式に宅建業免許を取得しています。<免許番号>東京都知事認可(1)第104151

実際にマイホームの仲介業務をしているので現場のリアルな情報をお届けしていきます。

(1)住宅ローンのフルローンとは

住宅ローンのフルローンとは、 不動産の購入価格を、すべて金融機関から借り受けるローンで まかなう というものです。

 

以前から住宅ローンを借り入れる際、頭金を用意したほうが良いと言われ続けてきました。その頭金の目安は、不動産物件価格の約2割程度と言われており、その証拠に、国土交通省が公表している令和元年度住宅市場動向調査報告書によると、自己資金比率は最も低い分譲戸建においても、26.5%平均となっています。

 

自己資金(頭金)の比率調査

 


出典: 国土交通省 令和元年度住宅市場動向調査報告書より

 

しかしながら 最近ではフルローンできるタイプの住宅ローンが扱われ、頭金含めた諸費用も住宅ローンに含めることによって、できる限り現金での支出を減らして、住宅を購入できるようになっています。

 

下記データでもわかるように 住宅金融支援機構の提供している2019年度のデータにおいては、フラット35の利用者の約24%が所持金なしで、住宅購入を実施しています。 

 

手持金統計データ


出典:住宅金融支援機構HP フラット35利用者調査;2019年度集計データより

 

                                               

自家用車の買替え、子供の受験進学等、住宅購入のタイミングでほかにも大きな出費の予定があり、手元に現金を残しておきたい時期がライフステージではあります。

そのようなケースで、もし住宅ローンをフルローンで借りることができれば、家計を圧迫することなく住宅を購入できるはず。

 

一方で、フルローンでの借り入れは、頭金を用意した場合と比較して不利になるのでは?

もし不利になるのであれば、どのようなデメリットがあるのか?ということが気になる方も多いのではないでしょうか。

 

以下、メリット・デメリットを詳細、解説致します。

全文は(続き)下記からお読みいただければ幸いです。(無料)