マンション購入の平均値は?購入価格・自己資金・年収を分析
マンションの購入を考えている方は、一般的にどのくらいの価格のマンションが購入されているのか平均が気になりますね。
購入価格や借入れ金額など、平均値を見ながらどのくらいのローンを組んでどのくらいのマンションを買うべきなのかを考えていきましょう。
国土交通省が紹介しているデータを元に、さまざまな「平均値」を紹介しますので参考にしてください。
この記事はFlatwork株式会社が監修しております。(リビングキャンプ運営)
東京都知事から認可を受け正式に宅建業免許を取得しています。<免許番号>東京都知事認可(1)第104151
実際にマイホームの仲介業務をしているので現場のリアルな情報をお届けしていきます。
マンション購入価格の平均値(三大都市圏)
新築マンションを購入の場合の購入価格の平均値を年ごとに表にしました。年収の何倍にあたる物件を購入しているかを参考のために加えています。
中古マンションを購入の場合も同様に平均購入価格と年収の倍率を表にして紹介します。
低金利時代で年収の10倍の物件を購入することが可能という話も出ていますが、ほぼ堅実に新築マンションの場合は年収の5倍強、中古マンションの場合は4倍前後に抑えています。
購買価格から逆算すると平均年収は分譲マンションの場合(2019年で計算)797万円、中古マンションの場合は693万円です。
ただし、ここで注意していただきたいのは、これはあくまで3大都市の平均値であらゆる世代やさまざまな世帯をひっくるめた数値だということです。
安易に、じゃあ4,000万程度のマンションを買うことが普通のことなのだと思わないでください。
・自己資金の平均値
新築分譲マンションの平均購買価格は2019年で4,457万円でした。そのうち、自己資金は1,755万円で、購買価格の39.4%です。残りの2,702万円を住宅ローンで用意しています。
2,702万円を35年、1.3%の固定金利で返済するとして月々の返済額は80,050円です。(三井住友銀行のシミュレータを利用)かなり計画的に購入を考えているのではないでしょうか。
中古マンションの場合の平均購買額は2,746万円で、自己資金は1,194万円、全体の43.5%に当たります。
住宅ローンは1,551万円を20年で1.3%の固定金利で返済するとして月々の返済額は73,377円です。40歳で購入しても余裕で60歳で完済できます。
マンション購入時の平均年齢
新築マンションを購入した世帯主の平均年齢は、39.4歳です。内訳をみると30代が半分、40代が4分の1でほとんどこの世代で占められています。
中古マンションを購入した世帯主の平均年齢は、44.8歳です。
平均年齢が新築マンションより高いですが、内訳も全体に新築マンションより上の傾向です。予算を抑えて定年までに完済しようというプランなのでしょう。
60代での購入も見られます。老後の生活のために戸建からの住み替えも考えられます。
二次取得で中古マンションを購入した場合を参考までに紹介します。二次取得というのは、買い替えのことです。購入時の平均年齢は、58.2歳で、表のように60代での購入が半分近くを占めています。
マンション購入の平均年収
全文は(続き)下記からお読みいただければ幸いです。(無料)