マンション購入の段取りをデータをもとに詳しく解説
「マンションを購入するときは、何から始めればいいのだろうか。」
国土交通省の調査では、マイホームを購入した人の7割以上が初めてだったというデータがあります。貴重なマンション選びを成功させるために、大まかな段取りを理解しておくことが大切。
今回はマンションの購入手順をわかりやすく解説します。
新築・中古マンション購入の段取り〜情報を集める〜
マンションを購入すると決めたら、まずは情報収集。以下は、国土交通省が調査した、物件に関する情報収集方法をあらわしたものです。
出典:https://www.mlit.go.jp/common/001287761.pdf
分譲マンションと中古マンションでは、情報収集方法の傾向が変わります。分譲マンションでは主に、インターネットや現地から情報を集め、中古マンションでは、不動産業者経由が最多。
新築マンションは、不動産会社が直接売主になることが多いですが、中古マンションの場合は、売主と買主の間に仲介会社が入ることが多いです。その場合は仲介手数料がかかります。
また、不動産会社は地元の情報に詳しい場合が多いので、最新の中古物件情報を持っている可能性も。
多くの人が利用するインターネットの情報収集では、どのようなことを調べればいいのでしょうか。住宅金融支援機構の住宅ローン利用者の実態調査では、インターネットを利用して情報収集をした人が、どんなことを調べたのかという調査をしました。
参照:https://www.jhf.go.jp/files/400353606.pdf
物件、住宅ローン、建設業者などについて調べると同時に、ご自身の将来設計を立て、あなたがどんな家に住みたいかイメージを持つことが大切です。ここでしっかりと情報集めや将来設計を立てて、譲れない条件や予算をしっかりと固めると後がスムーズです。
内見
気になる物件があれば、実際に見にいきましょう。ここでは、株式会社日本経済社が公開している調査結果をもとに、実際のマンション購入の決めてとなったポイントを解説します。
立地条件でポイントとなった点
出典:https://www.nks.co.jp/research/mansion/21th/index.html
どの世代でも多いのは、駅までの距離・利便性。駅の周りには商店街や大型ショッピングモールも多いので、駅から近いと生活に便利です。
また、マンションの場合は駅から近いなど立地が良ければ、万が一売却となった時に、売却しやすいです。
専有部分でポイントとなった点
出典:https://www.nks.co.jp/research/mansion/21th/index.html
60歳以上の人が最も重視するのは、住戸の向き。日本人に昔から人気なのは南向きの部屋で、窓やベランダが南側の部屋を言います。南向きの部屋は日照時間が長く、冬でも部屋が暖かくなりやすいです。
また、どの年代も間取りや価格を重視する傾向にあります。
その他、以下の点は内見時に確認しておきたいポイント。
新築・中古マンション購入の段取り【申し込み〜引き渡し】
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