【家族を守る】住宅ローンの団信・保障内容や注意点を徹底解説
「自分に何かあった時、ローン残高はどこまで保障されるの?」
団信の保障範囲は、基本的に死亡に対してですが、特約をつけることも可能です。しかし、特約を付けると言っても、どんな特約をつけたらいいのかわからないですよね。
今回は団信の保障内容や注意点について解説していきます。
この記事はFlatwork株式会社が監修しております。(リビングキャンプ運営)
東京都知事から認可を受け正式に宅建業免許を取得しています。<免許番号>東京都知事認可(1)第104151
実際にマイホームの仲介業務をしているので現場のリアルな情報をお届けしていきます。
【大切な家族を守る】住宅ローンの団信・保障内容を徹底解
団信とは、契約者が不慮の事故や病気などで住宅ローンを返済できなくなった時、残高を保障する保険です。
基本の団信は、金融機関が保険料を払うため一般的に無料。特約を付けると保険料がかかりますが、保障内容が手厚くなります。
保険料は金利に上乗せして利息で返済する仕組みです。
各金融機関によって保障の内容や保険料が変わるので、住宅ローンを決めるときは団信の内容も比較することをおすすめします。
団信は残された家族のために、住宅ローンの残高を残さずにマイホームだけを残すとてもありがたい保険です。
団信の特約タイプは大まかに以下に分かれます。
・がん特約
・3大疾病
・8大疾病
・ワイド団信
それでは一つずつ解説します。
・がん特約
保険料:目安0.1%〜0.2%
死亡に加えて、がんと診断されたときに残高が0円になる保障が一般的。
金融機関によっては、残高保障だけでなく診断時や先進医療に対する給付金、対象外であることが多い上皮内がんや皮膚がんも保障されるものもあります。
がん保険を見るときのポイントは、給付金があるか、上皮内がんが保障されるかどうかです。以下のデータは、がん患者の5年生存率とがんの治療費をあらわしています。
出典:国立がん研究センター 最新がん統計
出典:日本生命保険相互会社 ニッセイデータブック
そして、がんの治療を続けていくには長期的にまとまったお金が必要。
そんな時に住宅ローンの残高保障だけでなく給付金が出れば、家計がとても助かります。
また、がんのごく初期である上皮内がんは保障対象外のことが多いですが、中には給付金などで保障される保険もあるので、比較する時の参考にしてくださいね。
・三大疾病
保険料目安:0.25%〜0.3%
取り扱い金融機関の例:りそな銀行
死亡に加えてがん、心筋梗塞、脳卒中に対して保障されます。たとえば、以下のような要件で残高を保障。
・がんと確定された
・心筋梗塞の初診から60日以上労働制限された、または手術を受けた
・脳卒中の初診から60日以上後遺症などが継続したと診断された、または手術した
また、三大疾病の後遺症で介護状態や身体障害状態なることもあるため、介護や身体障害に対して保障されるものもあります。
三大疾病の特約で目をつけるポイントは、心筋梗塞、脳卒中の要件詳細を確認することです。
金融機関の公式サイトトップページには、わかりやすくするために「診断されたら保障」と記載があることが多いです。
しかし、実際に要件の詳細を確認すると、所定の状態が60日以上続いた場合と記載があります。
手術や治療でお金がかかるのに、要件によっては保障されないこともあるので注意。
・8大疾病
保険料目安:0.3%
以下の疾病を保障する特約です、、、
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