高齢者社会が加速する日本において常に問題となっているのが老後の一人暮らしです。
特に、老後を向かえて家賃を払い続ける生活と家賃を払わない生活、どちらが良いのかという問題は、常に議論の的になっています。
この記事を通じて、賃貸と持ち家の長所と短所について解説していきましょう。
この記事はFlatwork株式会社が監修しております。(リビングキャンプ運営)
東京都知事から認可を受け正式に宅建業免許を取得しています。<免許番号>東京都知事認可(1)第104151
実際にマイホームの仲介業務をしているので現場のリアルな情報をお届けしていきます。
高齢者の一人暮らし、その割合は?
高度経済成長期からバブル期の時代、日本の経済の成長に比例して伸びてきたのが、日本人の平均年齢です。
暮らしが豊かになったことで国民の平均寿命も伸びてきた日本国内において、現在、高齢者に分類される人のなかで一人暮らしをしている層はどれくらいいるのでしょうか。
次のグラフを参考に高齢者の一人暮らしの人口を見てみましょう。
内閣府HP「平成30年版高齢社会白書」より
このグラフによると、65際以上で高齢者に分類される層が一人暮らしをしている割合は、昭和55年(1980年)から年々増加趣向で過去に一度でも減少したことがなく、その増加は男女ともに見られる傾向といえます。
昭和55年に男性と女性がそれぞれ約19万人・69万人、パーセンテージにすると日本の総人口のうち男性・女性がそれぞれ4.3%・11.2%という数字です。
そして、その35年後である平成27年(2015年)には男性・女性の人口はそれぞれ約192万・400万人、割合でいうと男が13.3%、女性が21.1%となっています。
高齢者の人口は数十年前に比べて男性は約10倍、女性は約5枚にも増加しているのです。
高齢者の増加により社会問題となっていることといえば、高齢者による孤独死が挙げられます。一人暮らしをしている高齢者で身寄りのいない人は、何かあってもサポートしてくれる人はいません。
そのため、老後はどのような住居方法を選択すればいいのかという課題は、今の若い人たちの問題でもあるのです。
老後の一人暮らし、賃貸生活のメリット、デメリットとは?
賃貸生活の長所は、大きな資金を用意しなくても良い点です。
住居購入のために住宅ローンを組むと頭金の支払いがあるので、最初からそれなりの大金を準備しなくてはいけません。
また、住居が手に入っても固定資産税やリフォームのための出費が必要です。しかし賃貸であれば敷金礼金の支払いがありますが、、、
全文は(続き)下記からお読みいただければ幸いです。(無料)