マイホーム購入ガイド

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住宅の購入、頭金はいくら用意すればいいの?相場を見てみよう!

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高額なローンを組む場合、月々の返済を開始する前に頭金の支払い契約をする場合があります。では、住宅ローンを組んだ場合、頭金はいくら支払うのが良いのでしょうか。今回は、頭金の相場やフルローンなどについて、詳しく解説しましょう。

そもそも頭金って何?
頭金とは、住宅などのローン契約をする際、月々のローン返済をする前に支払うお金です。

住宅ローンの場合、頭金を支払うことが契約条件の必須としているところが少なくありません。

 

住宅ローンを組んだ契約者にとって頭金の支払いはメリットがあります。頭金を支払うことは、その後の支払いの負担が軽くなるだけでなく、「契約者がある程度の金銭的な余裕がある」という証拠にもなり、住宅ローン破綻が起きないだろうという安心感にもつながります。

 

頭金の支払いは契約者だけでなく、金融機関にとってもメリットがあるのです。

 

そして、頭金の支払いは他にもメリットがあります。そのうちのひとつは、月々の返済額が少なくなるという点です。

 

頭金を支払えば住宅ローンの総額は減るので、月々の支払いにそれほど負担がかからなくなります。頭金が多ければ多いほどその負担は軽減される仕組みです。

 

また、返済の総額が減ると利息払いも軽減されます。住宅ローンは借入している金額なので利息も発生して、月々の返済に利息もプラスされて支払わなくてはいけません。

 

しかし、頭金の支払いで借入額の総額を減らしておけば、その分利息も減って余分な支払いを回避できます。

 

そして、返済額が減ることによって返済の期間が短縮されることも、頭金のメリットです。頭金の支払いでローン総額を減らしたうえで月々の返済を確実にこなしていけば、ローン期間を数年早められるでしょう。

 

また、頭金が多い場合、収入的に安定していることが認められます。それにより、金融機関が設定している借入条件をクリアして、より高額の住宅ローンを組める可能性が高くなるメリットもあります。

 

では、頭金は具体的にいくらほどの金額を用意すればいいのでしょうか。その相場を知るために、国土交通省「2019年度 住宅市場動向調査報告書」にて公表されている数字を以下にまとめてみました。

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 上記のデータを元に計算をすると、頭金の平均額はそれぞれ以下のようになります。

 

・注文住宅の頭金=1,254万円(平均購入金額の27.2%)

・分譲戸建住宅=1,021万円(平均購入金額の26.5%)

・中古戸建住宅=1,010万円(平均購入金額の39.1%)

 

以上のような数字が頭金の平均金額で、住宅購入金額の20%台から40%未満が頭金が占める割合といえるでしょう。

 

たとえば、3,000万円の住宅ローンを組んだ人の頭金は、600万から1,200万円までの間の金額を、頭金として用意する人が多いといえます。

   

頭金はデメリットもある?頭金いらずのフルローンとは?
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